トレーニング前後で確認したい、太ももの前の柔軟性(中級)

太ももの前がかたい選手は、怪我の確率が上がります。普段から、チェックとストレッチを行いましょう。また、バランスが悪い(いわゆる後方重心の)選手は太ももの前がかたくなるので、バランスのチェックも行いましょう!

チェック方法ですが、うつぶせ(下向き)に寝て、ひざを思いっきり曲げてみます。この時の“かかと”と“おしり”の距離が10㎝以下であればokです。10㎝以上“かかと”と“おしり”がはなれてしまう人は、しっかり太ももの前のストレッチをしましょう。また、捕球動作(1.2)が安定していない選手(⇒パワーポジションができていない選手)は太ももの前が硬くなりやすいので、合わせて捕球動作もチェックするようにしましょう。

色々な柔軟性と、肩ひじの痛みの関係を調べてきました。結果、最も関係が深かったのが、この太ももの前の硬さでした。

太ももの前の柔軟性/障害予防データ

太ももの前が硬いと上手に胸が張れないことにつながり、肩やひじに負担がかかることがあります。あとは、バランスが悪い選手は太ももの前で踏ん張るので、結果として太ももの前が硬くなることも。ストレッチだけではなく、しっかりバランスがとれているか、特に捕球動作が安定しているかの確認も合わせて行うことが重要です。

ホームランは安定した捕球姿勢から生まれる!?(中級)

この記事の作成者


亀山顕太郎亀山顕太郎
Kentaro Kameyama

理学療法士
スポ・ラボ(一社)代表理事

神奈川県横浜市出身、理学療法士になってから様々なデータよりケガをしている選手の特徴を調べ、学会にて報告。
石井医師とスポ.ラボを立ち上げてからは、4000人以上のデータを収集し解析。前向きに追跡調査をすることでどのような選手が怪我をするのかを研究している。また、研究の様子を報告しているfacebookでは、3万人以上のフォローワーがいる。


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