片手フロントブリッジができるか(中級)

うつぶせから、ひじと足で体を支えます。投げる方のひじで支えたままで、反対の手をまっすぐ伸ばします。3秒間バランスを崩さずにしっかり手が伸ばせたらokです【高⑱片手フロントブリッジ】。

体幹の安定性をみるテストです。野球に必要な腹筋や肩甲骨の安定性、ひじを伸ばす筋力など多くの要素が含まれております。我々の高校野球部員を対象にした研究では、片手フロントブリッジができない選手はできる選手に比べて肩やひじを痛める確率が2.1倍あることが分かりました。

片手フロントブリッジ/障害予防データ

できない選手は、片手で体を支える練習、片方のひじで体を支える練習【片手で支える練習】とレベルを上げていきましょう。
また、上向きでひざを曲げて寝た状態で、手でひざを10秒間さわるような腹筋をしてみましょう【腹筋】。その後に、片手フロントブリッジができるようになれば、腹筋の低下が原因です。次に、投げる側の手を下にして両手を重ねて、足と手で体を支えるトレーニング【両手支え】を15秒しましょう。その後に片手フロントブリッジができるになれば、体を支える腕の筋力の低下が原因です。また、手を挙げて、ひじを曲げた状態から伸ばす運動にセラバンドなどで抵抗を加えてみましょう【肘伸ばし】。その後に片手フロントブリッジができるようになれば、手を挙げた状態で、ひじを伸ばすことが苦手なことが原因だったりします。
個々によってできない原因は違いますので、片手フロントブリッジを試しながら見つけてみましょう。

この記事の作成者


亀山顕太郎亀山顕太郎
Kentaro Kameyama

理学療法士
スポ・ラボ(一社)代表理事

神奈川県横浜市出身、理学療法士になってから様々なデータよりケガをしている選手の特徴を調べ、学会にて報告。
石井医師とスポ.ラボを立ち上げてからは、4000人以上のデータを収集し解析。前向きに追跡調査をすることでどのような選手が怪我をするのかを研究している。また、研究の様子を報告しているfacebookでは、3万人以上のフォローワーがいる。


関連記事

  1. バッティング プロ野球

    [Lesson10] 背中の斜めの筋肉をバッティングに最大限に使う方法

  2. バッティング 野球

    [Lesson8] 最も力の出るバッティングフォームとは?パワーの生み出し方

  3. 中学の特徴

    【中学野球】怪我をしていない選手の特徴

  4. ボール 肘のねじ込み

    [Lesson4] トップからの肘のねじ込みが難しい理由と解消法

  5. 少年野球/太ももの前の柔軟性があるか

    トレーニング前後で確認したい、太ももの前の柔軟性

  6. 少年野球/前屈で床に手がつくか

    ホームランをねらう前に、前屈で床に手がつきますか

  1. 肩甲骨トレーニング

    【高校野球】投球障害に対する肩甲骨周囲筋のトレーニング方法

    2019.08.03

  2. 疲れを取りたい!夏場の中枢性疲労回復に必要な睡眠環境とは?

    2019.07.28

  3. 野球選手に必要な栄養!高強度運動後の最適なエネルギー補給のコツ

    2019.07.28

  4. 各身体的疲労

    疲れを残さない!疲労回復(リカバリー)の基礎知識

    2019.07.28

  5. 夏と冬

    夏と冬、ウオーミングアップ時間は同じでいいの?

    2019.07.28

  1. バッティング プロ野球

    [Lesson10] 背中の斜めの筋肉をバッティングに最大限に使う方法

    2018.03.29

  2. 腰の入った

    [Lesson9] 腰の入ったバッティングフォームとは?骨盤の回し方

    2018.03.29

  3. バッティング 野球

    [Lesson8] 最も力の出るバッティングフォームとは?パワーの生み出…

    2018.03.29

  4. ヘッド 振り抜き

    [Lesson7] 鋭いスイングのためのヘッドの引き出し方

    2018.03.29

  5. 逆アクセル スイング

    [Lesson6] 日本人的なスイングを作り出すために重要なポイント

    2018.03.29