ボールをにぎるのに必要な指の運動(上級)(小学生6.1)

両方できない子は要注意
どんなに投げ方を練習しても、指がうまく使えていないと、ボールに力が伝わりません。しっかり、指もチェックするようにしましょう。
まずは、親指と小指をくっつけるようにしてみます。このときに親指と小指がまっすぐになっていたらokです。できない人は反対の手で助けてあげながら練習してみましょう。

今度は、親指と小指をまっすぐにした状態を保ちながら、手のひらをしっかり上に向けられるかをみるテストです。ひじを動かさずに手のひらが上を向けられるようであればokです。できない人は手首のストレッチをしっかり行いましょう。また、四つばいで行うストレッチも有効です。ポイントは、両方の中指をまっすぐにした状態で、手を広げることです。

手首の動きが悪いと、ひじや肩にかかるストレスが増します。また、野球は非対称的なスポーツです。どうしても左右でゆがみが出てくることがあり、その結果が手首に現れることも。四つバイで手をついた状態で、左右の違いを感じながらストレッチを行うのも良いでしょう。

少年野球投手を対象に調査した結果、上の両方ができない選手は肩やひじを痛めたことがある確率が75%と高い傾向にありました。まずは、どちらかだけでもできるようにしましょう。

 弓道などでも手の内と呼ばれ、小指と親指を近づけるイメージで握ることがポイントと言われております。このように握ると手のひらの中の筋肉(手内在筋)が働き、ひじに負担がかかりにくい握りになります。ボールを握るときも同様で、この手内在筋がしっかり働いているかどうかがポイントになります。

この記事の作成者


亀山顕太郎亀山顕太郎
Kentaro Kameyama

理学療法士
スポ・ラボ(一社)代表理事

神奈川県横浜市出身、理学療法士になってから様々なデータよりケガをしている選手の特徴を調べ、学会にて報告。
石井医師とスポ.ラボを立ち上げてからは、4000人以上のデータを収集し解析。前向きに追跡調査をすることでどのような選手が怪我をするのかを研究している。また、研究の様子を報告しているfacebookでは、3万人以上のフォローワーがいる。


関連記事

  1. 高校・大学・プロ野球/立位体前屈で床に手が届くか

    立位体前屈で床に手が届くか

  2. 「体の開き」のチェックポイント

    【高校野球〜】投球障害予防!体の開きを抑えるトレーニング方法

  3. 股関節

    【高校野球~】障害予防にも球速アップにも重要な“股関節”の話

  4. バンザイ

    投球障害予防 しっかりバンザイできるかチェックしよう

  5. 中学の特徴

    【中学野球】怪我をしていない選手の特徴

  6. 甲子園

    2020年 高校野球 アンケート回答

  1. スクワットとデッドリフト

    高校野球 この冬に意識したいトレーニング

    2020.11.21

  2. フォーム

    球速アップと障害予防に関して ④ 【フォームと球速】

    2020.11.19

  3. 人工知能を用いて、痛みのでやすい投球動作を閲覧する

    2020.11.07

  4. パワー

    球速アップと障害予防に関して ③ 【パワー】

    2020.10.17

  5. 脂肪燃焼

    球速アップと障害予防に関して ②【脂肪燃焼】

    2020.10.06

  1. 人工知能を用いて、痛みのでやすい投球動作を閲覧する

    2020.11.07

  2. バッティング プロ野球

    [Lesson10] 背中の斜めの筋肉をバッティングに最大限に使う方法

    2018.03.29

  3. 腰の入った

    [Lesson9] 腰の入ったバッティングフォームとは?骨盤の回し方

    2018.03.29

  4. バッティング 野球

    [Lesson8] 最も力の出るバッティングフォームとは?パワーの生み出…

    2018.03.29

  5. ヘッド 振り抜き

    [Lesson7] 鋭いスイングのためのヘッドの引き出し方

    2018.03.29