壁に背中をつけて、リラックスした状態で立ちます。この時のおへその高さでの周径を測ります。次に、背中を壁に付けたままお腹を最大限凹ませたときの周径を測定します。この時の周径の差が4㎝以上あればokです。
できない選手は、おなかを凹ます練習が必要な場合と、逆におなかをゆるめる練習が必要な場合があります。おなかを凹ます練習は四つばいで、頭、背中、お尻を一直線にして行うと良い場合があります。背中を丸めないように、一直線がポイントです。お腹をゆるめる練習は、横向きに寝て胸の下に枕を置きます。手を頭のうしろに持ってきて、息を吐きながら体を胸が上に向くようにねじります。最後までねじりきったら、今度は息を吸いながら反対方向に体をねじります。骨盤を動かさないように注意するのがポイントです。10回くらい行うようにしましょう。
腰痛や下半身の故障と関連があるこの項目。高校陸上部のデータですが、腰痛群は弱い傾向にありました。また、長距離選手ではアキレス腱炎との関連があります。しっかり収縮できるかをチェックするようにしましょう。
下記の記事も興味深い内容ですので、参考にしていただければと思います。